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木曜ミステリー 警視庁 捜査一課長

2016/04/14(木) 20:00〜  テレビ朝日

▲軽井沢に喫茶店を開く事が夢の万智子で
 あったが、不動産詐欺の被害に会う
▲被害者であるはずの田代の家にも容赦なく
 捜査が入り、激怒する万智子
▲万智子の行動に不審を抱く捜査一課。
 誰かと会ったり、連絡を取っている
▲田代の家に不審者が侵入。
 脅迫の動画がメールで送られ来た
▲動画には、田代夫妻が写った写真を破く姿が。
 しかし和行は犯人の心あたりあり、内密にした
▲和行の親友でリストラされた景山と会う万智子。
 また和行と連絡が取れず、身を案じる二人
▲和行と密会する万智子。そこを警察が急襲し、身柄を
 確保するが、和行は黙秘する
▲万智子を妬み恨んでいた景山の妻。しかし、それは
 万智子の真意を汲み取っていないものであった


警視庁 捜査一課長 第1話

  勝島の海沿いの公園で、ストレッチャーに載せられた3人の遺体が
 発見された。異様な光景にがく然とする。
  殺害されたのは、強盗事件を起こして手配中の男・伊坂と、高級
 ブティックを営む女社長・葉山康代。
  そして、池袋の不動産会社社長・川本綾子。
  検視の結果、3人の死亡推定時刻は共に午前1時頃で、井坂と川本の
 2人は一酸化炭素中毒であったが、葉山だけは窒息死させられていた。
  この点、この3人に接点は無い様に見える。
  又、川本泰子の夫である川本浩平という男は、5年前に殺されていた。
  川本浩平は夫婦で詐欺をしていたが疑いがあり、川本浩平殺害の一件
 には、詐欺にあった被害者の中に犯人が居ると推測されていた。

  川本夫妻の不動産の詐欺は、軽井沢の物件でも行われていた。
  その川本らの詐欺にあっていた一人に、田代万智子(賀来千香子さん)
 であり、5年前には疑惑をかけられ、執拗に捜査された。
  そして先の3人の死体を運ぶレンタカーの姿が写されており、その
 レンタカーを借りたのが万智子の夫・田代和行であったのだ。
  この事件に田代夫妻が何らかの関わりがあるのか。
  万智子と夫である田代和行は共に大手の金属会社に勤めていて結婚し、
 早期退職して軽井沢で喫茶店を経営するのが夢だった。
  しかし一方で会社の業績は悪化しており、田代はリストラを宣告する
 酷な人事を担当してた。
  その田代和行は事件の日以来姿を消していた。

  田代の家に強制捜査が入る。
  その中でPCに不審なメールが送られていた。
  動画が添付され、田代の家に何者かが刃物をちらつかせながら侵入し、
 寝室に写真を細かくちぎってばら撒くというものであった。
  侵入者の目的は何か?写真は田代夫妻が写っていたものであった。
  しかしこの動画の件を、和行は警察に通報しないように万智子に言う。
  自分がリストラした人物が恨んでいた末に起こした可能性があり、
 自らにも責任があるという認識であった。

  和行は、親友で同期の景山史郎にもリストラを宣告せねば、ならな
 かった。
  景山は詐欺にあった和行を思いやり、詐欺師の川本に話をつけに
 行った際に、川本を殴りつけてしまい、それを会社に通報された。
  この件で、景山は出世コースから外れ退職し、今は食堂の主人に
 なっていた。
  しかし、景山は田代を恨んでいないという。

  一方で、ロクに仕事もせずヒモ的存在であった葉山の夫・葉山義明も
 刺殺された。
  この男も詐欺の前科があり、川本浩平の詐欺グループであったが、
 末端役であったために捜査線上に浮かばなかった。
  この詐欺に関わった関係者の殺害で、2つの殺人事件が関連しており、
 共通の犯人ではないか?の疑いがかかる。
  これも和行の犯行か。

  田代家に忍び込んだのは、景山の妻であった。
  それは、夫・景山がリストラされる一方で、和行は役員に上がって
 いった事。
  又、万智子が高級ブティックで買い物をする姿を見て、自分らの困窮
 する生活からかけ離れた生活を送っていると思っていた。

  しかしそれは誤解で、その高級ブティックで買ったスカーフやブラウスは
 リストラ宣告した奥様へのせめての償いの品であったのだ。
  が、多くの場合受け取って貰えず、突き返される罵倒の言葉と共に。

  又、田代夫妻は、メールで送られ来た動画は、景山の妻であろう事は
 すぐに分かっていた。
  あの日、和行は取引先に景山の再就職を頼みに向かっていたのだ。
  何としても再就職先を見つけようとしていた和行。
  しかし和行は深夜を過ぎても帰って来なかった。
  和行から、「しばらく帰れない。携帯の電源も切る」との連絡が万智子に
 入っていた。
  万智子は、和行の身を案じ景山にも連絡する。

  景山は一方で和行は万智子と共に、和行の行方を案じていたが、
 警察から聞かれても知らない事で押し通す事にしていた。
 
  そして、万智子は和行からの連絡で指定の場所に向かう。
  無事の姿に安堵するが、そこで警察に身柄を確保される。

  取調べには応じるが、勝島での詐欺グループに関連したと思われる
 三人の殺害の件に関しては否認する。

  一方、捜査一係も、和行が借りたレンタカーの走行距離(100km)
 から勝島から半径30km以内の範囲を走ったと思われ、その目的の
 不明さもあり、殺害された三人の接点を追っていた処、三人が利用して
 いた各鉄道会社の路線が交わる地帯があった。
  それは秋津。
  この秋津の元よりの駅の防犯カメラの画像に、各々の被害者が
 深夜零時頃に写っていた。
  これは何らかの目的や指示により集まっり、そこで殺害されたのでは
 ないか?と疑われる。それは何か?
  (ここで、熊本地震の報が入り、後日再放送となりました)





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